大分県国東半島の先端にぽっかりと浮かぶ島、姫島村唯一のお菓子屋さん
植木製菓さん謹製の姫島羊羹とこぎつね最中、少しだけ入荷しています。
僕が子供のころは島のお土産やさんやフェリー乗り場の売店で販売していたのを
憶えていますが、現在はお土産やさんなどへの卸しはされておらず、注文分だけ
を少しずつ作られているそうです。
素朴でいつ食べても変わることなくおいしいお菓子です。
そういう食べ物があることって平和でしあわせなことですよね。
※それはそうと、こぎつね最中のこぎつねってなんだろうって
ご存知でない方は思うとおもうのですが、姫島村伝統の”きつね踊り”
という、ちびっ子がきつねのお化粧をして踊る可愛らしい盆踊りが
ありまして、その顔を見立てて最中にしているのですー。
お店にいらしていただいたことのある方はご承知とは思いますが
当店は店内にはお手洗いがなく、海水浴場の公衆トイレをご使用頂いております。
都会の喫茶店では、お店にトイレがないなんて考えられないこと
でありましょうが、なにせここは半島の端っこ且つ田舎の原風景が残る
ゆるやかな場所であります。
お客様にお手洗いは、と尋ねられ、外の公衆トイレをご案内するとき、
いつもなんとなく罪悪感に苛まれるのですが、お心の広いお客様に恵まれているおかげ
でなんとかかんとかやり過ごせています。
しかしながらなんとその公衆トイレが7/10までの約1ヶ月間使用禁止になってしましました。
理由は雨漏りによる屋根替え工事のためです。
「何でもないようなことが幸せだったと思う」っていうあのメロディが瞬間的に
リフレインしました。
HP開設一発めのおしらせがまさか公衆トイレネタになろうとは。
お客様には約1ヶ月間、ご迷惑をお掛けしますが何卒ご了承のほど
お願い申し上げます。
※ちなみに緊急時はお隣の来ノ浦海水浴場というビーチの公衆トイレがありますので
どうぞ不安がらずにお越し下さいませ。