うれしかったこと
先日の夕方、仕事から帰るとポストに一枚のハガキがありました。
遠方からコーヒー豆をご注文くださったお客様からでした。
ていねいに書かれたハガキ。
もともとはこちらの地元のご出身で、今は遠く離れた町に暮らしているということ。
昨年の夏に初めてご来店くださって、今年の夏は帰省できなかったのでコーヒーだけでも
と思いご注文くださったということ。
そして最後には自分の地元でお店を開いてくださってありがとう、としたためられていました。
コーヒーを飲むたび国東を思い出します、とも。
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仕事とはなにかを考える日々。
うまくいっていると感じる日もあれば、そうじゃない日もあります。
どちらかといえば大変なことのほうが多い。
なんの仕事にしてもそうだと思います。
そんななかで自分のしている仕事でいえば、「幸せになるために仕事をしている」と思っています。
お客様に幸せになっていただいて、喜んでいただいて、その対価で自分も幸せになるということ。
ここでいう対価というのはただ単にお金をいただくということだけではなくて、笑顔になっていただいたり
直接は見えなくともお客様の暮らしのなかに、なにかささやかな灯火のようなあたたかなものを灯すということ。
仕事を通して自分自身が人として成長するということ。
そこだけはブレずに持ち続けていたいと思っています。
そんなことを、一枚のハガキから思いました。
これで、またしばらく踏ん張っていけると思います。